自分自身でもオイル交換を行っていたので、ボルトの締め具合に問題ないはずと思っていたが、何故か垂れてくる。
先日、ついに原因を突き止めた。
オイルパン・ドレンホールのネジ山が、オーバートルクによる締め付けで潰れてしまっているのだ!
こりぁ、リコイルかタップを切ってネジ穴再生をするしかないなと思ったのだが・・・・
この寒い中、地面に這いつくばりながら作業する姿を想像すると気が進まない。
どーにか簡単に直せないかと思いつつ、オイルを継ぎ足しながら誤魔化してきたのだが、ついに良さそうなモノを発見!
SANKEN
ネジ山再生オーバーサイズドレンボルト
このボルトの仕組みを一言で説明すると「ボルトの先端にタップを付けました。」な感じ。
ボルトをネジ穴にねじ込んで行くと、新たなネジ山が切られ再生される。
いくつかのサイズが用意されていたので、GSX-R1000用を探すと「14mm-1.5」を使用するらしい。
(純正ドレンボルトは、M14×P1.25)
手元に届いたので作業開始!
用意は19mmレンチと、いつもの自作オイル廃棄箱。
今回はトイレットペーパー3本使用。
オイルを抜くと・・・
前回のオイル交換から600kmしか走っていないのに結構、汚れて見えるもんだ。
抜け切ったところでボルト挿入開始!
ここからの写真は、撮り忘れていました。m(__)m
商品説明には「レンチ19mmで、ただ回すだけで作業出来る優れもの」と書いてあるが、時折ボルトを戻し抜き切粉(削り屑)除去をしながら締め込んでゆく。
後は、あせらず、じーっくりと作業。
少しきつくなってきたかな?と思ったら戻して切粉除去。
これの繰り返し。
オーバートルクに注意して締め込み完了。
後は、オイルを入れ軽く走って腹下を確認。
よーっし、オイル漏れなし。\(^o^)/
本日のオイルパン・ドレンホール補修、無事終了。
試用感想
ボルトの先端が鋭角に加工されており、垂直に入りやすいので初心者でも簡単に施工できると思う。
タップ未所有の方が、タップ・ハンドル・ドレンボルト3点を新たに用意することを考えると、このボルト1個で代役をこなせるのは便利。
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